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ウォーターヒヤシンス

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妻が実家からメダカと一緒にもらってきたホテイアオイに花が咲きました。
一日だけに限って咲く花です。
エジプト旅行中、カイロにあるナイル河畔のレストランで食事をしていました。
その店は川の上に張り出すように建っていたのですが、
ふと窓の外を見ると上流の方から見覚えのある花が後から後から流れてきます。
広い川の上に幾つもの緑の浮島ができ、あちこちに薄紫色の花が咲いているのです。
エキゾティックを通り越して天上にいるような夢心地の世界でした。
また、この花は北原白秋が、『おもひで』の中でも歌っています。
ホテイアオイの花をウォーターヒヤシンスと呼ぶのは、そのとき知りました。
宮崎駿と高畑勲によるドキュメンタリー『柳川堀割物語』では、
増殖して堀割を埋めつくす悪役のように描かれているのが悲しかった。
我が家では、毎朝メダカに餌をやるときの楽しみになっています。
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by abraxasm | 2007-08-20 07:37 | 写真

ユリシーズ

e0110713_16263377.jpgいつか読もうと思っていた『ユリシーズ』。もちろん、ジョイスの方だ(ホメロスの『オデュッセイア』は既読)。実は、何年も前に読みはじめたことがある。山の小屋で優雅に読みはじめたのだったが、やたらと詳しい脚注に生真面目に全部目を通しているうちに棒を折ってしまったのだった。

最近、ナボコフを読むようになり、『ヨーロッパ文学講義』を読んだのだが、彼が大学の講義用に書いたメモをもとにしたその中に『ユリシーズ』も採り上げられていた。ナボコフは、ギリシア神話と照らし合わせて読むようなまねは必要ない、とあっさり片づけ、それよりも主人公レオポルド・ブルームとスティーブン・ディーダラスが、同時刻どこにいて、何をしているのかに注目して読んだ方がいいというようなことを学生に語っている。

なるほど、と思い、ずいぶん前にリクエストしておいた本を図書館から借りてきた。
丸谷才一らの訳した集英社版のⅠ、Ⅱを読み終え(脚注はほとんど無視して読んだ)
Ⅲを借りに行ったら、なんとしたことか、Ⅲがない。あのとき、途中で棒を折ったため、
がらにもなくⅢをリクエストするのを遠慮したのだった。しかし、誰が読むにせよ。
Ⅰ、Ⅱと来てⅢがないのは変だろう。ここは続いて購入しておくのが普通と思うのだが。

Ⅱまで読んで、Ⅲを読めないのはつらい。小俣図書館まで車を走らせたけれど、
あいにくここにもない。(小俣ではナボコフ本だけかき集めて帰ってきた。)
インターネットで調べてみると県の図書館にはあるそうだ。さっそく古い貸出カードで
取り寄せようとしたが、システムが変更されていて、申請し直さないとダメらしい。

市の図書館に電話すると、市から県に貸出を依頼することができるそうだ。
ただ、そのためには市の図書館まで行って、申請書を出す必要があるらしい。
一応ネットワークはあるのだが、まだまだ不便なものだ。
そんなわけで、さっき図書館に行って来た。早く来るといいのだが。
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by abraxasm | 2007-08-04 16:18 | 日記

覚え書き


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