<   2007年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

向かい風

自転車通勤もずいぶん慣れてきた。サドル高を上げてもらってから、いっそう快適になったこともある。実は、初めからサドルはもっと高くてもいいと思っていたのだが、専門店が決めてきた高さだからと、一応尊重していたわけだ。本当のところはペダルがいちばん下にきても膝が曲がったままなのが気になった。4センチくらい上げてもらったら、少し膝が曲がるかな、というくらいになった。そのかわり、信号待ちの時は、つま先立ちになるので、少し不安定だ。それくらいはがまんしても、走っているとき楽な方がいい。サドルの低い自転車に乗っている高校生が、ときどきサドルから腰を浮かし、ペダルに足を踏ん張って乗っている姿を見かける。あれは、きっと膝がだるくなっているのだ。

そういえば、僕が高校生のころはドロップハンドルの自転車通学が許されていたのに、最近は前に籠をつけたタイプの自転車しか許されていないようだ。何故なのだろう。みんな膝を曲げたまま、ゆっくり走っているが、あれは体に悪そうな気がする。スピードが出せないから、車も走る道を横一列に広がって何台もの自転車がしゃべりながら走っていたりする。隙間を縫うように毎朝追い越すのだが、後ろから視線が突き刺さるようで、あまり気持ちのいいものではない。

自転車通勤を続けていて弱るものに風(雨の日は乗らないから)がある。追い風を受けて走るのは気持ちいいが、向かい風は辛い。羽織ったシャツが風を孕んで、武田の騎馬軍団がつけていた母衣のようにふくらむ。息をするのも苦しいし、登り坂での向かい風は泣きたくなってくる。

それにもう一つつらいのが空腹感。仕事帰りにどこかに寄って、というタイプではない。昼は軽くすませるのが常で、間食は一切摂らない方だから、帰る頃にはおなかが空ききっている。たいした距離ではないが、家までには何回かの登り坂がある。だらだら坂はなんとかごまかしても、最後の急坂になると腹に力が入らない。自転車は地球環境に対しては省エネかもしれないが、人間のエネルギーはずいぶん消費するものだと分かった。
[PR]
by abraxasm | 2007-05-28 19:14 | 自転車

「自由」という感覚

自転車で毎日通勤し出すと、いろんなことが分かってくる。この前出張した日のことだ。自動車の時との時間差を考え、十分くらい前に勤め先を出たのだが、何と二十分も前に出張先に着いてしまった。その帰り、サドル位置の調整のために立ち寄ったサイクルショップでそのことを話すと、「5キロまでなら自転車の方が速いですね。」と、こともなげに言われた。

たしかに、信号待ちの時間がいらない。青信号になっている側の歩道に渡れば、進行方向には進んでいける。そのうち、赤信号に出会ったときに右でも左でも好きな歩道を走ればいいわけだ。歩行者の多い市街地は別だが、普通の道なら、日中ほとんど歩行者とすれ違うことはない。基本的には車道を走るが、誰も通っていない歩道は抜け道として使わせてもらっている。

その他、これは内緒だが、出勤時間はまだ開いていない病院の駐車場など、バイパスとして利用させてもらっている。交差点をショートカットして時間短縮には欠かせない位置に結構なスペースをとっているからだ。交通ルールは守りながら、有効スペースは最大限に利用する。この気儘な感覚は自動車に乗っているときには得ることの出来ない「自由」の感覚である。

休日に147に乗ったとき、ちょうど市内は二十年に一度の祭り騒ぎで、幹線道路が通行止めになっていた。何度も止められ、迂回するたびに不自由感がつのった。自動車を移動手段として考えていたときにはあきらめていた「自由」の感覚が、自転車に乗ることによって戻ってきたような気がする。
[PR]
by abraxasm | 2007-05-21 23:18 | 自転車
e0110713_1883425.jpg

朝、表通りに面した実家の玄関から自転車を出した。アルミとカーボンの自転車は嘘のように軽い。頭にはキャップ。革のリュックに最小限度の荷物を詰め、背中に背負った。少し早めに家を出たせいか、車がほとんど走らない道にむけて自転車を漕ぎ出した。

昔はやたら重いギア比で無理して漕いでいたものだが、最近はいつも同じ程度の運動量になるようにギアを変えていくのが主流とかで、無理せず、適当に回転をさせていくよう気をつけて走る。とは言っても、往きは下り坂ばかりで、ほとんど漕がなくても加速がどんどんついて怖いくらいだ。国道に出ると、さすがに自動車の通行量も増え、車道を走っていると追い越されるたびに背筋が寒くなる。

自転車が加害者になる交通事故が増えてきて、自転車は車道を走るという原則線がより強くアピールされてきた。自転車用のレーンがないところでは、原則として路側帯のすぐ右を走らなければならない。いつもは、車ですっ飛ばしていた道を自転車で走ると、車は凶器という感覚がよく分かる。ふらついて、ちょっと右に出たらひとたまりもないだろう。しばらく走ったが、恐怖感から、歩道に乗り換えた。歩行者が誰もいないから許されるだろうという言い訳を考えながら。

しかし、歩道は歩道で問題があった。交差点になると、車道の高さに落とすために縁石が斜めに敷かれていて、通る度にガタンガタンと突き上げられる。歩道、車道、歩道と交差点が来るたびにスピードを緩めるためにブレーキを引かなければならない。車道を走っていれば、この操作は無用である。ロードバイクのようにヘルメットを着用して、車道を走るのがいちばんかも知れない。

しかし、国道以外の道は、車道を走っていても蒲鉾状で、道路の端は油断ができない。車がよくブレーキをかけるあたりでは道路がへこんで波打っている。サスペンションのないタイプを選んだから、路面の凹凸はよく拾う。ペダルに足を踏ん張ってサドルから腰を浮かして走ることで、なんとか乗り越えるしかない。

しかし、朝の澄んだ空気の中を自転車で走る爽快感は格別だ。平坦な道なら最高である。車とは違う自転車用の通勤路を探しながら、なんとかやっていこうと思っている。
[PR]
by abraxasm | 2007-05-15 18:38 | 自転車

自転車に乗って

ついに自転車を買ってしまいました。
といってもまだ現物は来ていないのですが。連休中ですので月曜日に発注だとか。来週中には来るのじゃないかと思います。
種類としてはクロスバイクということになるのかな。マウンテンバイクとロードレーサーの中間で街乗りもできるMTB系というあたりか。
フラットハンドルとドロップハンドルの間で悩んだのですが、今回はフラットハンドルに初挑戦です。メーカーはスペシャライズド。色は昔乗ってたのと同じでブルー。
来次第、自転車ツーキニストの仲間入りです。
片道10キロにも満たない通勤距離ですから、たいした運動量にもなりませんが、少しは運動不足解消に役立つかも知れません。
ゴールデンウィークから自転車をはじめる輩をゴールデンライダーと呼ぶそうです。季節が変わって寒くなると乗らなくなる奴という皮肉なからかいの意味を込めて。
まあ、寒い日や雨の日は乗らないと思いますが、乗れる日には乗っていこうと思います。
問題は147の方です。休日にはこちらにも乗ってやらないと…。
めずらしく忙しそうになってきました。
乞うご期待。
[PR]
by abraxasm | 2007-05-05 19:15 | 自転車

覚え書き


by abraxasm