カテゴリ:写真( 9 )

三多気の桜

そんなに自分が日本人であることをふだんは意識しない。
ところが、春が来て、桜が咲き始めるとどうもそわそわし出す自分がいる。
今年はまだどこにも桜を見に行っていないぞ、と。
くもりのはずだった土曜日。朝からのいい天気にさそわれて桜を見に行くことにした。

場所は三多気。一度行ったが、花はすでに終わっていた。
遅い昼食をしたたためてから、今回はコペンで出かけた。途中難所の仁柿峠を通る。
妻が運転したくないと言うので、久しぶりにコペンのハンドルを握ることにした。

道中はどこもソメイヨシノの花盛り。クローンなので、一斉に咲き、一斉に散るのだそうだ。
それでも寒暖による差はあるらしく、宮川河畔の桜並木は、はや散り始めていた。
仁柿峠は大型車通行不可で、ふだんは通行する車がまれなのだが、この日はちがった。
やたらと対向車が多い。それに不慣れな車が多く、ずいぶん時間がかかった。

三多気の桜は、このあたりでは有名で、わざわざ遠くから観光バスで来る人もいる。
山の中腹にある駐車場はいっぱいだったが、帰る人もいて、少し待って入れた。
へえ、と拍子抜けしたのだが、そのわけはすぐに分かった。
駐車場近くの桜は満開だったが、山上の真福院に至る桜並木は、まだ三分咲き程度。
つぼみのままの木もあっては、人の出もまばらな方なのだろう。

それでも、花の下に敷物を敷いて、花見をしているグループもあり、にぎやかな様子。
ここの花は、一度急坂を上りきって、寺に詣で、その帰り道に楽しむのがいいだろう。
田植えを前に水を満々とたたえた棚田の上に桜の枝がのびる姿は実に美しい。
また、山を背に茅葺き屋根の民家越しに枝を空にのばした山桜もいい。
帰る背に、誰が打つのか山門の鐘がいつまでも余韻を残して響いてきた。

帰り道、曽爾高原に寄ってお亀の湯に浸かったあと、名張経由で帰ることにした。
青蓮寺湖畔の桜が、夕暮れ時の空に映えて、あまりに美しいので、閉めたトップを開けた。
頭の上に桜のトンネルを感じながら走るのは最高の気分だった。

>>アルバムに写真があります。スライドショーでどうぞ。
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by abraxasm | 2010-04-11 11:52 | 写真

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by abraxasm | 2008-04-03 17:48 | 写真

雪景色

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海上に発達した低気圧の影響で朝からの雪である。
めずらしく積もりはじめたので、昼はパスタにした。
どこにも出かける予定もないので、昨夜の残りのワインで雪見酒と洒落こんだ。
カウチに座り、膝掛けを用意して、読みかけの本を読んだ。
眠くなり少しうたた寝をしていたら、前の家の子どもたちがはしゃぐ声がした。
妻も外に出て小さな雪だるまを作っている。
今年くらい降ると、雪に心が動かなくなる。
それともただの歳のせいか。
「あなたも外に出てあのいいカメラで雪景色を撮ろうとは思わないの?」
妻に挑発されて重い腰を上げた。
いいカメラはポケットに入らないので、古い方を手に外に出た。
私鉄の線路を跨ぐ橋の上に出てシャッターを切った。
ほとんど車が通らない夕暮れの町は静かで、どこやら懐かしさが感じられる。
暗くなって、チェーンの音が響くようになった。
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by abraxasm | 2008-02-09 17:39 | 写真

公孫樹

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新聞に内宮作業所の銀杏が見頃と出ていたので、出かけてみた。
記事には敷地内で撮ったと思われた写真が出ていたが、
行ってみると休日のせいか門が閉まっていた。
塀の上にカメラをのせて撮っていると、なんだか人目が気になる。
そそくさと写真を撮り終え、おはらい町で昼食をとった。
赤福は閉まっていても関連企業は元気なもので、自粛のような雰囲気はない。
本店の閉まった雨戸に薄っぺらな紙が一枚申し訳のように張り出されていた。
それを携帯のカメラで撮る人が絶えなかった。
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by abraxasm | 2007-12-02 15:06 | 写真

夕焼け雲

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by abraxasm | 2007-10-08 22:14 | 写真

ウォーターヒヤシンス

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妻が実家からメダカと一緒にもらってきたホテイアオイに花が咲きました。
一日だけに限って咲く花です。
エジプト旅行中、カイロにあるナイル河畔のレストランで食事をしていました。
その店は川の上に張り出すように建っていたのですが、
ふと窓の外を見ると上流の方から見覚えのある花が後から後から流れてきます。
広い川の上に幾つもの緑の浮島ができ、あちこちに薄紫色の花が咲いているのです。
エキゾティックを通り越して天上にいるような夢心地の世界でした。
また、この花は北原白秋が、『おもひで』の中でも歌っています。
ホテイアオイの花をウォーターヒヤシンスと呼ぶのは、そのとき知りました。
宮崎駿と高畑勲によるドキュメンタリー『柳川堀割物語』では、
増殖して堀割を埋めつくす悪役のように描かれているのが悲しかった。
我が家では、毎朝メダカに餌をやるときの楽しみになっています。
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by abraxasm | 2007-08-20 07:37 | 写真

花菖蒲

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朝刊に近くの町にあるノハナショウブの群落が採り上げられていた。
新聞に出た日が梅雨の合間のこんな上天気とあっては、
たださえ狭い駐車スペースが満杯だろうと敬遠して、今ひとつの菖蒲園を訪れた。
こちらの菖蒲は、まだ咲きはじめといったところだったが、紫陽花が今を盛りと咲いていた。
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by abraxasm | 2007-06-16 18:23 | 写真

スカシユリ

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表通りに面した実家の前に、ユリが咲き始めた。近頃では朝夕の水やりが欠かせない。
毎日水をやっていると、それまでは何とも思っていなかった花に目がいくようになる。
つぼみがふくらんでくると、いつ咲くのか楽しみだし、葉が萎れると、水が足らなかったのかとすまない気持ちになる。ガーデニングの趣味などなかったが、ただ水をやっているだけで、これだけきれいな花を咲かせてくれるのなら、退職後の趣味の一つにしてもいいか、などと考えている。
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by abraxasm | 2007-06-05 18:02 | 写真

春谷寺の桜

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by abraxasm | 2007-03-30 09:26 | 写真

覚え書き


by abraxasm